こんにちは。「在宅deスキマネ」ブログです。
これまで7回にわたり、「在宅deスキマネ」という新しいケアマネジャーの働き方についてご紹介してきました。
今回からは少し趣向を変えて、新シリーズをスタートします。
その名も、
「ケアマネお悩み相談室」
日々のケアマネ業務で感じる、
「これって、みんなどうしてる?」
「私の対応って間違ってない?」
「ケアマネって、ここまでやるの?」
そんな“あるある”なお悩みを、一緒に考えていきます。
記念すべき第1回はこちら。
「ケアマネさん、ちょっと聞きたいんだけど…」
利用者さんやご家族からの電話。
ケアマネジャーなら、一度は経験があるのではないでしょうか。
最初はサービスについての相談だったのに、
「そういえば病院の予約なんだけど…」
「役所からこんな書類が届いて…」
「昨日、息子とケンカしてね…」
気がつけば30分。
電話を切った瞬間、今度は別の利用者さんから着信。
そしてパソコンを見ると……
記録が全然進んでいない!
そんな日もありますよね。
ケアマネは「何でも相談できる人」になりやすい
利用者さんにとって、ケアマネジャーは介護について最も身近な相談相手の一人です。
だからこそ、介護保険サービス以外の相談を受けることも珍しくありません。
それ自体は決して悪いことではありません。
むしろ、
「この人なら相談できる」
と思ってもらえていることは、信頼関係ができている証拠ともいえます。
でも――。
すべてをケアマネジャー一人で解決する必要はありません。
「聞くこと」と「全部引き受けること」は違います
大切なのは、
相談を受け止めたうえで、必要な人や機関につなぐこと。
例えば、医療のことなら医療機関へ。
生活上の問題なら地域包括支援センターや行政、必要な社会資源へ。
サービスについてなら各サービス事業所へ。
ケアマネジャー自身がすべてを解決するのではなく、
「誰につなげれば、この人の生活が良くなるだろう?」
と考えることも、ケアマネジメントです。
「頼られるケアマネ」ほど要注意?
真面目で責任感の強いケアマネジャーほど、
「私がやらなければ」
と考えてしまうことがあります。
でも、何でも引き受け続ければ、いつか限界が来ます。
電話対応に追われてケアプランや記録が残業になったり、休日まで仕事のことが頭から離れなくなったり……。
それでは、長く働き続けることが難しくなってしまいます。
良いケアマネジャー=何でもやってくれる人
ではありません。
必要な支援を見極め、適切な人・制度・地域資源へつなげられること。
これもケアマネジャーの大切な専門性です。
ケアマネ自身の「働きやすさ」も大切にしたい
利用者さんの生活を支えることはもちろん大切です。
でも、その支援を続けていくためには、
ケアマネジャー自身が無理なく働き続けられること
も同じくらい大切ではないでしょうか。
働く時間。
働く場所。
仕事との距離感。
これまで当たり前だと思っていた働き方を、少し見直してみる。
「在宅deスキマネ」が大切にしているのも、そんな考え方です。
今日のお悩みへの答え
「利用者・家族から何度も電話が来る。どこまで対応すればいい?」
私たちの答えは、
「話は受け止める。でも、一人ですべてを背負わない。」
ケアマネジャーは、何でも屋ではありません。
その人に必要な支援を考え、必要な人へつなぐ専門職です。
あなた自身が無理なく働き続けることも、利用者を支え続けるための大切な条件なのです。
次回予告
次回の「ケアマネお悩み相談室」は……
「家族から『ケアマネさんから言ってください!』と言われたら?」
家族間の問題、サービスへの不満、本人への説得――。
いつの間にかケアマネジャーが「伝言役」や「説得役」になっていませんか?
ケアマネジャーは、どこまで介入すべきなのか。
一緒に考えていきます!
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