【第8回】ケアマネお悩み相談室①「利用者・家族から何度も電話が…」どこまで対応すればいい?

こんにちは。「在宅deスキマネ」ブログです。

これまで7回にわたり、「在宅deスキマネ」という新しいケアマネジャーの働き方についてご紹介してきました。

今回からは少し趣向を変えて、新シリーズをスタートします。

その名も、

「ケアマネお悩み相談室」

日々のケアマネ業務で感じる、

「これって、みんなどうしてる?」

「私の対応って間違ってない?」

「ケアマネって、ここまでやるの?」

そんな“あるある”なお悩みを、一緒に考えていきます。

記念すべき第1回はこちら。


目次

「ケアマネさん、ちょっと聞きたいんだけど…」

利用者さんやご家族からの電話。

ケアマネジャーなら、一度は経験があるのではないでしょうか。

最初はサービスについての相談だったのに、

「そういえば病院の予約なんだけど…」

「役所からこんな書類が届いて…」

「昨日、息子とケンカしてね…」

気がつけば30分。

電話を切った瞬間、今度は別の利用者さんから着信。

そしてパソコンを見ると……

記録が全然進んでいない!

そんな日もありますよね。


ケアマネは「何でも相談できる人」になりやすい

利用者さんにとって、ケアマネジャーは介護について最も身近な相談相手の一人です。

だからこそ、介護保険サービス以外の相談を受けることも珍しくありません。

それ自体は決して悪いことではありません。

むしろ、

「この人なら相談できる」

と思ってもらえていることは、信頼関係ができている証拠ともいえます。

でも――。

すべてをケアマネジャー一人で解決する必要はありません。


「聞くこと」と「全部引き受けること」は違います

大切なのは、

相談を受け止めたうえで、必要な人や機関につなぐこと。

例えば、医療のことなら医療機関へ。

生活上の問題なら地域包括支援センターや行政、必要な社会資源へ。

サービスについてなら各サービス事業所へ。

ケアマネジャー自身がすべてを解決するのではなく、

「誰につなげれば、この人の生活が良くなるだろう?」

と考えることも、ケアマネジメントです。


「頼られるケアマネ」ほど要注意?

真面目で責任感の強いケアマネジャーほど、

「私がやらなければ」

と考えてしまうことがあります。

でも、何でも引き受け続ければ、いつか限界が来ます。

電話対応に追われてケアプランや記録が残業になったり、休日まで仕事のことが頭から離れなくなったり……。

それでは、長く働き続けることが難しくなってしまいます。

良いケアマネジャー=何でもやってくれる人

ではありません。

必要な支援を見極め、適切な人・制度・地域資源へつなげられること。

これもケアマネジャーの大切な専門性です。


ケアマネ自身の「働きやすさ」も大切にしたい

利用者さんの生活を支えることはもちろん大切です。

でも、その支援を続けていくためには、

ケアマネジャー自身が無理なく働き続けられること

も同じくらい大切ではないでしょうか。

働く時間。

働く場所。

仕事との距離感。

これまで当たり前だと思っていた働き方を、少し見直してみる。

「在宅deスキマネ」が大切にしているのも、そんな考え方です。


今日のお悩みへの答え

「利用者・家族から何度も電話が来る。どこまで対応すればいい?」

私たちの答えは、

「話は受け止める。でも、一人ですべてを背負わない。」

ケアマネジャーは、何でも屋ではありません。

その人に必要な支援を考え、必要な人へつなぐ専門職です。

あなた自身が無理なく働き続けることも、利用者を支え続けるための大切な条件なのです。


次回予告

次回の「ケアマネお悩み相談室」は……

「家族から『ケアマネさんから言ってください!』と言われたら?」

家族間の問題、サービスへの不満、本人への説得――。

いつの間にかケアマネジャーが「伝言役」や「説得役」になっていませんか?

ケアマネジャーは、どこまで介入すべきなのか。

一緒に考えていきます!

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